FAQ

Q, この研究室にはどんな学生が一番望ましいんですか?

A. 早く研究のコツをつかみ言われなくても自ら行動が取れる人がこの研究室が望んでいる学生ではないかと思います。これはこれまでの勉強とはまた異なるもので勉強ができたから研究が必ずうまくできるとは限りません。他にも、いろんなものに関心や興 味を持っている人が良いと思っています。というのは、研究は勉強と違って様々な知識が必要であり、モチベーションが必要です。普段からいろんなものに興味を持っている人ならこの研究室でいい研究ができるに違いないでしょう。さらに、好きなものにはまってしまいやすいタイプはなおさらこの研究室が適しているといえるでしょう。

Q, 私はアニメが好きですが、アニメの研究をやってもいいんですか?

A. もちろんOKです。ただし、アニメそのものの研究はちょっと困難です。アニメとインタラクションというキーワードをもつ研究ならまったく問題ないです。たとえばアニメの自動シーン分類システムの研究、アニメ作成ツールの研究、ユーザの抽象的な描写に基づいてアニメのシーンを検索する研究など数え切れないほどあるでしょう。アニメに限らずどんな趣味や関心事でも研究の素材として扱え るというのがこの研究室の最大の特徴です。

Q, AIS研究室の出身者はどんな企業に就職できるんですか?

A. 家電メーカ系の企業やソフトウェア開発関連企業(アプリケーション開発、ゲームソフトウェア開発、インタネットサービス開発)などが一番先に挙げられますけど、実際はこの研究をやったからそれと関係性が高い企業に就職しなければいけないということはありません。「研究に関して」のページにも説明しましたが、研究は研究内容よりも研究のプロセスを身に付けることが大事です。企業もそ の点を買って研究の内容よりは自分の研究が説明できるか、研究できる能力をもっているかを見るのが普通です。もちろん博士となると話が変わりますが、修士までなら研究の内容よりは研究力のほうですね。実際に、以前勤めたとこの話ですが、コンサルタント系の会社、外資系の日常品メーカ、携帯電話会社などに就職した人も少なくないで す。要は研究する能力だけ十分に養っているならば、どんな会社でも就職できると思うほうが正しいです。

以下がAIS研の最近の数年間で卒業生が入社した会社の社名です。大日本印刷(院卒)、JR東海(院卒)、日本IBM(院卒)、 富士ゼロックス(院卒)、NTT研究所(院卒)、任天堂(院卒)、ニッセイ情報テクノロジー(院卒)、セイコエプソン(院卒)、キャノン(院卒)、三菱自動車(院卒)、NTT西日本(院卒)、NTTデータ(院卒、学卒)、東芝ソリューション(院卒)、トヨタ自動車(院卒)、ソニー(院卒)、ソニーインタラクティブエンターテインメント(院卒)、リクルート(院卒)、楽天(院卒)、村田製作所(院卒)、内田洋行(学卒)、NTT東日本(院卒)、Yahoo!(院卒)、ダイキン工業(院卒、学卒)、日立システムズ(学卒)、SKY(学卒)などなど。

Q, ところで、この卒研配属のページは先生が作ったんですか?

A. はい、そうです。企画、デザイン、内容、すべて私一人で作りました。本当に疲れました(涙)。

Q, 希望する研究室の先生とは直接会って話してみるのが良いですか?

A. 普段からよく知っていてたくさん話したことのある先生なら良いけど、そうではない場合は、興味がある研究室の先生なら実際あってみて知りたいことを十分に聞いてみることをお勧めします。研究内容だけじゃなく先生との相性も大事なのでぜひ会っていろいろと話してみてください。

Q, 李先生と直接会って話してみたいんですが、どうすれば良いんですか?

A. 希望する人は先ず、メールで可能な時間リストを書いて送ってください。私が時間を調整して返事しますので、 leejoohoアットis.ritsumei.ac.jp までお願いします。24時間以内に返事がなかった場合は何だかの原因でメールが届いていない可能性が高いのでもう一度メールを送ってみてください。

Q, 先生が外人なのでちゃんとコミュニケーションができるか心配ですが、日本語による研究指導には問題ないですか?

A. 当たり前田のクラッカー!(ちょっと古すぎたかな?)確かにそういう疑問・心配をもつのは当たり前かも知れませんが、心配無用です。来日して17年くらい経っていますが、日本文化に関しては皆さんの平均レベルより知っていると思うし、特に大衆文化に関しては結構詳しいほうです。もちろん日本語による研究指導や論文指導・修正など問題ありません。

Q, 卒研配属を控えている学生に言いたいことはありますか?
A. 自分が何がやりたいかは単純に資料を見るだけでは分かりかねます。できるだけ範囲を広げて、たくさんの先生と会ってみて、研究室見学に参加してください。最後に私の好きな詩を皆さんに捧げたいと思います。


この道を行けばどうなるものか。
危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。
踏み出せばその一足が道となり、
その一足が道となる。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
イーーチ!!ニーーーイ!!サーーーン!!ダァーーーー!!